式のことば
春爛漫、満開の桜の花に祝福され、本日ここに第六十八回花園中学校入学式並びに始業式を挙行できますこと、心よりお祝い申し上げます。
本日は、ご多用の中、地元市議会議員の皆様、自治会長様、花園総合支所長様、花園公民館長様をはじめ、大勢のご来賓の皆様、保護者の皆様のご臨席を賜り、職員一同心より感謝申し上げます。
百十七名の新入生の皆さん、そして保護者の皆様、ご入学おめでとうございます。お子様の大きく成長された姿に、喜びもひとしおかと存じます。
皆さんが入学した花園中学校は、地域の方々の情熱と努力によって昭和二十二年に開校し、今年で六十八回目の入学式を迎える伝統ある中学校です。
本校の目指す生徒像は・・・・「夢とこころざしをもち、まごころと思いやりのある花中生」です。
そこで、花園中学校で学ぶための大切な4つのことをお話しします。
その3つのこととは、①「立志」、②「忠恕」 ③時・場・礼 ④日本一のあいさつ、です。
一つめの「立志」とは、こころざしを立てるということです。つまり、夢とこころざしをもつことです。
一年生では座右の銘をしっかり心に刻み込みます。
二年生では、職場体験学習を実施し、立志式で自分の夢やこころざしについて、みんなの前でしっかり発表します。
三年生になって、夢やこころざしをしっかり持った皆さんは、高校受験でも目的意識を持ってしっかり勉強し希望高校に入学できます。
二つめの「忠恕」とは、まごころと思いやりのことです。
家族に対して、先生に対して、友達に対して、地域の方々に対して、まごころと思いやりを持って生活しましょう。
いじめは絶対にいけません。忠恕の心が大切です。
三つめの「時・場・礼」とは、時を守り、場を清め、礼を正すということです。
時を守るとは、起床時間、登校時間、授業の始まる時間、清掃の時間、部活動の時間、下校時間、就寝時間・・・・時間をきちんと守ることです。時間を自分でコントロールしてください。
場を清めるとは、清掃をしっかりする、身の回りの整理整頓をする、身の回りの環境をきれいにするということです。
礼を正す・・・・あいさつ、服装、身なり、人に接する態度などです。
時・場・礼は社会生活の基本中の基本です。しっかり身につけてください。
四つめは、「あいさつ日本一を目指した取り組み」です。学校でも、家庭でも、地域でも、しっかりとあいさつができるようにしましょう。あいさつは、コミュニケーションの第一歩です。きちんとあいさつができると人間関係もいい関係が築けます。
花園中学校では、家庭・地域の皆様のご支援・ご協力を賜りながら、誠心誠意、子どもたちの夢やこころざしを叶える教育に取り組んで参ります。
結びに、新入生の皆さん、二年生・三年生の皆さん、ご家族の皆様、ご来賓の皆様のご健勝とご発展を祈念申し上げ、式辞といたします。
平成二十六年四月八日
深谷市立花園中学校 校長 清水 勉