お祝いの言葉
二年生のみなさん、本日は第六回立志式を迎えまして、おめでとうございます。一年生を代表いたしまして、お祝い申し上げます。
この立志式は、みなさんの将来について考えることのできる、価値ある機会です。私たち一年生は「座右の銘」として表しました。夢や希望、これからの想いを言葉にすることは、新鮮な気持ちになれました。二年生のみなさんは、私たち以上の熱情と覚悟でこの立志式を迎え、勇ましい姿勢を示してくださいました。私たちはこの約一年、先輩方の背中を追いかけています。その背中がとても大きく、暖かいことを実感いたしました。同時に、私たちもみなさんのような先輩としての在り方を目指したいと思いました。また、本日の二年生の姿を記憶に残し、私たちの立志の時のお手本とさせていただきます。
私は何度か「これからの日本を背負っていくのは君たちだ」と聞いたことがあります。その通りだと思う反面、疑問を抱くこともあります。それでも、お互いに助け合うこと、あらゆる命を大切にすること、夢を諦めずに求め続けることが大事だということはわかります。まさに「立志」と「忠恕」の意識が、未来を創るのだと考えます。二年生のみなさん、掲げた立志を忘れることなく、実現に向けて励んでください。そしてこれからも、一年生の支えであってください。目標であってください。
最後に、みなさん一人ひとりの立志の誓いが、現実のものとして叶うことをお祈りして、お祝いの言葉といたします。
平成二十六年 二月一日
一年生代表 HS君