誓いの言葉
「袖ひじて 結びし水の 凍れるを 春立つ今日の 風や解くらむ」
平安時代の古今和歌集の歌人、紀貫之は立春を迎えた喜びをこんな風に詠みました。四
日は立春です。私たちにとっても春は待ち遠しい季節です。本日、立春を間近に控えて、私たち一0二名はここに気持も新たに立志の言葉を語りました。立志の言葉は私たちの輝かしい将来の夢や希望です。一人ひとりが真剣に将来を見つめ、言葉にしたものです。最後までしっかりと聞いていただけたと思います。一言で夢といっても簡単なものではありません。努力を惜しまず、あきらめず、いくつもの壁を乗り越えていかなければなりません。そして、家族や先生方、周りの人たちの力を借りなければならないこともあります。決して一人だけでは夢を叶えることはできません。これから何年、何十年か先、この花園中二年生一0二人、全員の夢が実現する日が来るよう、私たちを応援してください。私たちはいつまでも感謝の気持ちを忘れず、自分の夢をつかむまで力一杯がんばります。
本日、私たちのためにお出でいただいた、来賓の皆様をはじめ、一年生、三年生の在校生、保護者の皆様、先生方、ありがとうございました。私たちの決意を最後まで見届けてください。
終りに、ある書家の言葉を紹介させていただきます。この言葉は今の私たちの気持ちをよく表わしています。
あなたの道を歩けるのは あなただけ
あなたの夢を叶えられるのは あなただけ 一歩一歩 一歩一歩
平成二十六年 二月一日
二年生代表 RY君